ハチミツに含まれる成分とは?
ハチミツには主に以下の成分が含まれています。
- 果糖
- ブドウ糖
- 酸
- フラボノイド
- ポリフェノール
- 酵素
- アミノ酸
- ビタミン・ミネラル
これらの成分には、殺菌作用や抗菌作用があります。特に、フラボノイドやポリフェノールは強い抗菌作用があることが知られています。
ハチミツの殺菌作用とは?
ハチミツの殺菌作用は、主に二つの仕組みによって実現しています。
- 高濃度の糖分による浸透圧効果によって、微生物の水分を奪うことで細胞膜を破壊する。
- フラボノイドやポリフェノールなどの成分が微生物の酵素を阻害することで増殖を制限する。
このため、ハチミツは傷口などの消毒や風邪などの予防・改善に効果があるとされています。
しかし、子供には注意が必要!
一方で、ハチミツにはボツリヌス菌という細菌が含まれていることがあります。通常、成人の腸内細菌によってこの細菌は排除されますが、乳幼児の腸内細菌はまだ十分に発達していないため、ボツリヌス菌に感染する可能性があります。
ボツリヌス菌に感染した場合、ボツリヌス症という重篤な病気を引き起こすことがあります。そのため、乳幼児にはハチミツを与えないよう注意が必要です。
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