災害時に必要な非常食の栄養素について

災害時には栄養バランスも大切

地震や台風などの災害が起こった際には、水や非常食が必要になります。しかし、非常食は長期保存ができるよう様々な工夫がされており、栄養バランスが悪くなることがあります。

そのため、非常食を選ぶ際には、以下の栄養素を摂取できるものを選ぶことが重要です。

炭水化物はエネルギー源になります。非常食には、米や麺類、クラッカーなどの炭水化物が含まれます。特に米は日本の主食としての重要性が高く、多くの非常食に含まれています。

タンパク質は筋肉や皮膚、髪などの材料になります。非常食には、缶詰やレトルト食品などに含まれています。特に、豆や豆腐、シーチキンなどのアレルギーのない植物性タンパク質を補うことができるものもあります。

脂質はエネルギー源になり、ビタミンを溶かす効果もあります。非常食には、油揚げや缶詰などに含まれています。ビタミンEを含むナッツ類も良い選択肢となります。

ビタミン・ミネラルは、体の調子を整える働きをします。特に、災害時に必要なカルシウムや鉄、ビタミンCなどが含まれるものを選びましょう。例えば、缶詰のフルーツや野菜、乾麺に使用されるカルシウム剤などがあります。