赤信号の起源
日本で初めて信号機が導入されたのは1899年、横浜市の元町交差点に設置された「指令交通標識」です。この当時は赤灯で「停止」「譲る」、緑灯で「進む」「行く」という信号の体系は確立されていませんでした。実際には、一部の都市を除き、車道に「礼儀通行」というルールがあり、交差点に差し掛かった時に両側の車のドライバーが手を挙げ、譲り合いで交差するといったものでした。
赤信号が定着した理由
1952年に施行された「道路交通法」によって、初めて日本国内において「信号機の運用についての基準」が制定されました。それによって、交差点での優先権は信号によって決定されることになり、赤色が「停止」、黄色が「注意」、緑色が「進む」を表すことが決まったのです。
赤信号の歴史的背景
赤色が注意や禁止を意味する色というのは、日本だけでなく世界的にも共通認識です。この理由には、実は人類の歴史的背景が関係しています。私たち人間が、危険や衝突を回避するために感じる「赤色への不快感」は、われわれが原始的な生活をしていた頃の「毒キノコと赤い果実」の感覚と似ていると考えられているのです。
つまり、迫り来る危険や進むべき道を見極めるために、赤色は原始人たちにとって重要な役割を果たしていたのです。それが、赤信号が信号機の中で赤で表されるきっかけになったのです。
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