世界で最も高い山はエベレストではない!?

豆知識

「エベレスト山」は、標高8,848mとして世界で最も高い山とされていますが、実はこれは海抜(海面からの高さ)での高さであり、地面からの高さでいうと「マウナ・ケア山」というハワイにある山が世界で最も高いとされています。

マウナ・ケア山は海底からの全高が10,203mあり、そのうち約4,207mが海面下にあります。つまり地球上に存在する最も高い場所は、エベレストよりもマウナ・ケア山の頂上の方が高いのです。

詳細

エベレスト山が最も高い山とされている理由は、標高測量を行う際に基準線として海面が使われているからです。一方、マウナ・ケア山は海岸線から離れたハワイ島の内陸部に位置し、標高を測定する際には、その周囲の平坦な地帯が基準となっています。

さらに、マウナ・ケア山は火山活動によって形成された山であり、その山頂は一部が崩落しているため台地状になっています。つまり、エベレスト山のような尖塔状の山とは全く違った形をした山です。

まとめ

地球上において最も高い場所は、海面からの高さでいうとエベレスト山ですが、地面からの高さで考えるとマウナ・ケア山の頂上が最も高い場所となります。また、マウナ・ケア山の特徴的な形状は、若い山地であることからわかるように、地球の地殻活動や自然現象の面白さを知るために興味深い場所となっています。


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