世界初の消しゴムは実は消せなかった

豆知識

消しゴムは現代では当たり前の道具となっていますが、その歴史は意外にも浅く、初めの消しゴムは実は消せなかったことがあります。

歴史的経緯

消しゴムの原型は19世紀初頭に欧州で開発された、ペン先の誤字を修正するための道具「ゴム鉛筆」です。このゴム鉛筆は鉛筆化したゴムを用いて誤字を消すことができますが、粘着力が強く、紙の表面を傷つけてしまう欠点がありました。

その後、ゴムに硫酸塩を混ぜた「硬化ゴム」が開発され、初めて消しゴムとしての機能を果たしました。

現代の消しゴム

現代の消しゴムは、天然ゴムや合成ゴムを基材に、吸着剤や微粒子などを混ぜ合わせて作られています。これにより、紙の表面を傷つけずに、綺麗に筆跡を消すことができるようになりました。

まとめ

今ではスタンダードな文具として、消しゴムは欠かせなくなっています。それだけに、消しゴムの歴史的経緯に驚かされることがありますね。


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