タイの「マッサマンカレー」の由来はペルシャから?

マッサマンカレーの起源

タイ料理の代表的なカレーの一つ、マッサマンカレー。その由来はタイの南部にあるパッタニ王国(現在のタイ・パッタニ県)にまで遡ります。

パッタニ王国はマレー半島に位置し、そのためマッサマンカレーはマレー料理の影響を強く受けたと言われています。しかし、さらに遡るとマッサマンカレーの原型はペルシャ料理に由来するという説もあります。

ペルシャ料理との共通点

ペルシャ料理には、肉・野菜・果物を使った煮込み料理「フェセンジャーン」という料理があります。これはくるみやザクロの種を煮込んで、甘みと酸味を加えたソースで野菜や肉を煮込んだものです。

マッサマンカレーも、ココナッツミルクやピーナッツ、パームシュガーを加えて甘く仕上げるのが特徴で、ペルシャ料理との共通点が見られます。

まとめ

タイの南部で生まれたマッサマンカレーですが、その由来は複雑で、マレー料理やペルシャ料理の影響を受けていると言われています。

今でも現地では、パッタニ王国時代の味を再現した伝統的なマッサマンカレーが食べられており、世界各地で愛される代表的なタイ料理となっています。


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