背景
コンピュータが発明され、それぞれのメーカーが自社独自の方式でデータを扱い始めた頃、各社が採用したビット数は8ビットであった。その理由や理論的背景があるのだろうか?
8ビットが採用された理由
8ビットという数値の理由付けは諸説あるが、以下3つが有名である。
1.データ通信のバッファサイズ
当初、コンピュータの世界においては、データのやり取りにはテレタイプ端末が使用されていた。そしてテレタイプ送受信装置で使用されるバッファ容量が8ビットであったことから、データのやり取りに8ビットを採用することがよくあった。
2.メモリアドレスの取り扱い
当時、メモリにはビットの集合体で、それぞれにアドレスが付与されていた。8ビットまでしかアドレスが収容しきれなかったため、8ビットを採用することが一般的になった。
3.ASCIIコード
ASCIIコードとは、文字を8ビットのバイトテーブルに割り当てる方式である。これにより、大文字、小文字、数字、記号などがすべて、8ビットの組み合わせで表現できるようになったことから、8ビットを採用することが一般的になった。
まとめ
結局、なぜコンピュータのバイト数が8ビットであるのかは正確には判明していない。しかし、8ビットという数値が選ばれた背景には、テレタイプ端末やメモリ、ASCIIコードなど、コンピュータ全体の設計・開発・普及に携わる分野が関わっているといえるだろう。今や8ビットの時代は終わりつつあるが、数値の差異は開発者にとって、大きな意味を持っている。
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