世界最小の国は「バチカン市国」

豆知識：

バチカン市国はローマ教皇庁が治める微小な領土で、世界でもっとも小さい国として知られています。

この国の総面積はわずか0.44平方キロメートルで、人口も約800人と非常に小さく、国連に加盟していません。

バチカン市国は、古代ローマ時代に埋もれた聖ペテロ大聖堂の位置を特定するために、1929年にイタリア政府と締結されたラテラノ条約によって誕生しました。

雑学：

バチカン市国には、世界的に有名な美術館「バチカン美術館」があります。ここには、ミケランジェロの「最後の審判」や、ラファエロの「アテナイの学堂」など、数多くの芸術作品が展示されています。

また、バチカン市国は世界でもっとも堅固な国家のひとつとしても知られています。警備は厳重で、入国管理も非常に厳しいため、不法入国などの犯罪があまり起こらないとされています。