水にまつわる不思議な現象
水は私たちの生活に欠かせないものですが、その性質はまだまだ謎に包まれています。ここでは、水にまつわる不思議な現象をご紹介します。
川を渡る牛
牛は泳ぎが得意な動物ではありませんが、なぜか川を渡ることができます。その秘密は、牛の体型にあります。牛は、足が短くコンパクトな体型をしているため、水圧がかからず浮力があります。さらに、鼻腔や耳の穴を閉じることで水の中で酸素を摂取し、長時間泳ぐことができるのです。
湖に沈む車
湖に車が落ちても、そのまま沈まずにしばらく浮かんでいることがあります。しかし、しばらくすると急に沈んでしまうことがあります。これは、車内の空気が抜け、車体内部の空気と水の圧力バランスが崩れたためです。水の中での空気の圧力は、地上の空気とは違い、深さが増すほど高くなっていきます。そのため、ある深度に達すると、圧力に耐えられなくなり車は沈んでしまうのです。
氷温度の謎
水は0℃以下になると氷になりますが、なぜ氷は0℃で固まるのでしょうか。それは、水分子の構造に起因しています。水分子は、氷の中では格子状に並んでおり、氷温度で水分子が引っ張り合いながら水晶構造を組むため、水分子同士の揺れが小さくなり、液体から固体になるのです。
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