銀河の測定方法

パーセクとは

銀河の距離を測る単位として「パーセク」という単位がある。これは「1パーセク(pc)」とは、地球から見た星までの距離が1秒角(1/3600度)であるときの距離を意味する。すなわち、1パーセクは約3.26光年、31兆キロメートルに相当する。

ヘルシュプルング・ラッセル図

明るさと色によって星を分類する方法を提唱し、星の進化を解明したエジャール・ヘルシュプルングとヘンリー・ノリス・ラッセルにちなんで、星の種類と進化を示すグラフが「ヘルシュプルング・ラッセル図(HR図)」と呼ばれる。この図は、X軸には「表面温度」、Y軸には「光度(明るさ)」という値が設定され、この2つの値を元に星の種類が分類される。

赤方偏移

遠くの天体を観測する際に、「赤方偏移」という現象が観測されることがある。これは、天体が遠ざかっているときに光が伸びて、波長が長くなり、赤色にシフトすることによって生じる現象である。この効果を利用して、遠くの銀河や宇宙の加速膨張を測定することができる。


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