日本と同じ形状の国旗
多くの国は矩形(くけい)の国旗を使っていますが、ネパールは正方形の国旗を使っています。しかも、その形状が日本と同じなんです。そのため、ネパール国旗は「窓のない家」と呼ばれています。
太陽と月が描かれている
ネパール国旗には、大きな太陽と月が描かれています。この太陽は仏教において、智慧や真理、慈悲などの象徴的な意味を持っています。一方、月はヒンドゥー教において、女性や水の象徴的な意味を持っています。このように、ネパール国旗は仏教とヒンドゥー教の2つの宗教を重んじる国の象徴ともなっています。
底辺の三角形が何を表しているのか
ネパール国旗には、底辺に3つの三角形が描かれています。実は、これらの三角形には、ネパール国の地形や歴史の象徴的な意味が込められているんです。一番下の三角形は、タランギ山というネパール最高峰を表します。二番目の三角形は、それを支えるようにそびえ立つ、ヒマラヤ山脈を表します。一番上の三角形は、ネパール王の王冠を表しています。1996年まで、ネパールは王国国家でした。
まとめ
ネパールの国旗は、形状が日本と同じ正方形で、太陽と月が描かれている。また、3つの三角形にはネパールの地形や歴史の象徴が込められている。知っている人は少ないかもしれませんが、ネパールの国旗にはそのような意味がこめられているんですね。
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