世界一高い山、エベレストの正式名称はサガルマータ

尾根を歩む際の挨拶

エベレスト山では、登山者同士がすれ違う際には、特別な挨拶があります。それは、「ナムテベ」という言葉です。これは、ヒマラヤ地方での挨拶の一つで、「隆盛を祈る」という意味があります。

登頂者の数

エベレスト山の登頂に挑戦する人は年々増加しており、2019年現在で登頂成功者は5,294人、登頂未達者は297人、死亡者は305人になります。

空気ボンベの放棄問題

登山者たちは、エベレスト山での空気ボンベの放棄問題にも悩まされています。登頂時に必要となる空気ボンベは、大量のコストがかかる上に限界まで耐えられるものでなければなりません。そのため、随時とても危険ですが、登頂者たちは不要になった空気ボンベを捨ててしまいます。それが原因となって、エベレスト山上部には多くのゴミが放置されており、その処理に苦慮しているため、NPOでの清掃活動も行われています。

昭和初期に発掘された”スーパーダイヤモンド”

エベレスト山周辺で、昭和初期に発掘された大きなダイヤモンドがあります。その総重量は40カラットにも及び、“スーパーダイヤモンド”としても知られています。