デコボコ道路とは？

豆知識

「デコボコ道路」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか？ 舗装の傷んだ道路や、凸凹した路面をイメージする人も多いのではないでしょうか。しかし、実は「デコボコ道路」とは、全く違った意味を持っています。

解説

「デコボコ道路」とは、自転車や車イスなどの車輪での移動がしやすいように作られた道路のことを言います。道路には、しきい線や排水溝、ガタガタした路面などがあり、これらは一般の歩行者にはあまり気にならないものの、車輪を持つ人たちには大きな問題となります。

デコボコ道路は、これらの障害物が少なく、平坦で安定しているため、車輪での移動がしやすくなっています。自転車や車イスの利用者だけではなく、ベビーカーやスーツケースを引く人たちにとっても便利な道路です。

関連情報

日本では、車椅子での利用がしやすい道路を「バリアフリー道路」と呼ぶことがあります。また、障害者差別解消法に基づき、全国の自治体が「バリアフリーマップ」を作成しているため、利用者は無料で入手することができます。