写真の“ピースサイン”の起源は?

豆知識

皆さん、写真を撮る時に手を上げてピースサインをすることがありますよね。このように手を作るジェスチャーは、日本発祥のものだということをご存知でしょうか。

由来

「ピースサイン」と呼ばれるこの手のジェスチャーは、1960年代初めに日本のコミュニケーション文化の中で生まれました。当時、街角では「Vサイン」と呼ばれる手のジェスチャーがよく見られました。しかし、このVサインには多くの意味が含まれており、明確な解釈がなかったことから、1969年に脚本家の井上ひさし氏が「Vサイン」をもう少し明確にしたいと考え、ピースサインという言葉を生み出しました。

普及のきっかけ

ピースサインが一般的に広まったのは、1972年に東京で開催されたサマーオリンピックです。この大会では、アメリカから来たスプリンター、トミー・スミス選手が、表彰式で右手に白い手袋をはめ、左手に出したピースサインを世界中に向けて掲げたことが話題となり、普及に大きな影響を与えました。

まとめ

日本発祥のピースサイン。その語源は脚本家の井上ひさし氏が1969年に生み出したものでした。サマーオリンピックでトミー・スミス選手がピースサインを世界に発信し、大きな話題となりました。今や世界的なジェスチャーとして定着しています。


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