日本人が知らない？不思議な食べ物の世界

1. ドラゴンフルーツ

赤や白、黄色などカラフルな果肉が美しく、別名「火竜果」と呼ばれるフルーツがドラゴンフルーツです。舌をピリッとさせる独特の酸味があり、果皮はザラザラしています。また、収穫時に切り取ることが多く、ヘタがないため食べ方に戸惑う人もいるかもしれませんが、果肉をスプーンですくって食べます。

秋に旬を迎えるサンマは、魚の中でも香りが強く、脂が乗っていることで人気があります。しかし、肝臓に貯蔵される可食部以外の成分に、シグアトキシンなどの有毒物質を多く含むことが知られています。そのため、食べる場合は十分に加熱することが重要です。

日本でもよく食べられるオクラですが、実は薬物効果がある成分を多く含んでいます。β-シトステロールという天然ステロールを含むため、コレステロール値の改善には効果があるといわれています。また、アメリカでは血糖値を下げる効果があるとされ、ダイエットにも効果的とされています。

デュランフルーツは、インドネシアなどで栽培されるフルーツで、見た目はジャガイモのような形状をしています。果皮は艶があり、果肉は甘く濃厚な味わいがあります。しかし、果肉に含まれる白色汁が強烈なニオイを発するため、開ける際は注意が必要です。

丸ごと揚げられた、まるで唐揚げのようなクワガタムシが中国で食べられているといわれています。タンパク質を多く含み、脂肪分が少ないため、健康的な食材としても注目されています。しかし、保護されている種類もあるため、野生種を食べるのは避けるようにしましょう。