「天気予報」の「晴れマーク」に関する豆知識

晴れマークのデザイン

「晴れマーク」は、黄色い太陽のイラストが描かれていますが、実はこの太陽は真ん中に黒い点があることで有名です。

この黒い点は、太陽の表面にある「日斑（にっぱん）」という細胞が割れたような模様を表しています。この日斑には、太陽の活動量や太陽風の影響が反映されているとされています。

晴れマークは、1989年に導入されたもので、現在は丸い形状に変更され、中に太陽の代わりに雲を描いた「曇りマーク」や、波の描かれた「雨マーク」など、様々な種類のマークが使用されています。

晴れマークは、日本気象協会が考案したもので、世界で初めて導入された降水確率以外の天気予報マークです。

当初は、黒い太陽のイラストの周りに水色の波を描いた「晴海マーク」という名称でしたが、1989年の改訂で現在のデザインに変更され、名称も「晴れマーク」となりました。

晴れマークは、基本的には「晴天」を表していますが、雲の量や風向き、湿度などによって微妙なニュアンスがあります。

例えば、「くもり後晴れ」の場合、晴れマークに雲が描かれていることがあります。これは、当初は曇りマークを使っていたため、それに伴って描かれることがあるということです。

参照元：tenki.jp