世界最大のカカオ生産国とチョコレートの歴史

カカオの生産国トップは？

カカオは、チョコレートの原料として有名ですが、実はその生産量は現在も高い水準を維持しています。生産国トップは、アフリカのコートジボワールで、年間約200万トンものカカオが生産されています。

他にも、ガーナやエクアドル、インドネシアなども生産量が多いですが、コートジボワールほどではありません。

チョコレートは、メソアメリカ文明の時代から知られており、アステカ王モンテスマが愛飲していたという伝説があります。ヨーロッパに伝わったのは、16世紀にスペイン人が中南米に入植したことがきっかけです。

当初は、飲み物としてしか飲まれておらず、甘くするためにはハチミツが使われていました。しかし、18世紀になると甘いチョコレートとして普及し、19世紀からはスイスを中心にチョコレート製造が本格的に始まりました。

カカオ生産国トップはコートジボワールで、チョコレートはメソアメリカ文明の時代から存在しています。現在のチョコレートは、18世紀から甘くなり、19世紀から本格的な製造が始まっています。