エベレスト、世界一高い山とされるが
世界的に知られるエベレストは標高8,848メートルで、一般的には「世界一高い山」として知られています。
しかし、実はその頂上が最も高いとされる場所ではありません。
南極大陸にあるヴィンソン・マシフ、世界最高峰の可能性がある
地球の最高峰を決めるのは、標高の高さではなく、海抜を基準としています。
太平洋から突き出したマウナ・ケア山の海抜が海面下4,205メートルなのに対し、エベレストの海抜は海面上のたったの8,848メートル。
そんな中、南極大陸のヴィンソン・マシフの海抜は海面上の約4,892メートルになり、エベレストを上回る可能性があります。
エベレストより遥かに若い山、カラコルム山脈にも驚きがある
さらに、エベレストが世界一高い山であることに疑問を投げかける学者たちもいます。
彼らは、エベレストが存在する帯状の山脈、ヒマラヤ山脈よりも、10億年も新しいとされるカラコルム山脈が、現在ではエベレストよりも高くなっている可能性があると考えています。
ただし、これは確証のない説です。
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