千葉県にある「かねまつ樹齢1000年の銀杏の木」について

背景

千葉県には、かつて「銀杏の里」と呼ばれる程の多くの銀杏の木が生えていました。しかし、現代ではその数は大幅に減少しており、貴重な存在となっています。そんななか、千葉県四街道市の熊野神社境内には、樹齢1000年といわれる銀杏の木があります。

特徴

この銀杏の木は、高さ約16m、幹の周囲約12m、枝を広げた幅は約26mと、非常に巨大であり、全国でも有数の大木と言えます。また、普通の銀杏の実と違い、形が変わった実を付けることがあることも特徴的です。

由来

この銀杏の木が植えられたのは、延暦12年（793年）と言われています。当時の熊野権現を祀っていた神社に、この木が植えられたとされており、千葉県の文化財にも指定されています。

まとめ

多くの人々に愛されてきた銀杏の木。その中でも、樹齢1000年という長い年月を超えて、現在も美しく生きているかねまつ樹は、千葉県民の誇りとなっています。是非、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

参考文献: 千葉県彌縫岡史跡-かねまつ樹齢千年の銀杏-