橘花のない「橘」は橙色ではなく赤色！

背景

橘は日本で古くから使われている果物の一つで、国の天然記念物にも指定されています。また、橘には開運のパワーがあるとされ、お守りやお神酒にも使われています。

豆知識

「橘」という文字が使われる際に注意すべき点があります。それは、「橘花（たちばな）」という花が存在しないにもかかわらず、「橘」という文字からイメージされる色が赤色ではなく、橙色であることです。

本来の色

実は、正確なところは不明ですが、「橘」の元々の色は、橙色ではなく赤色だったと言われています。「橘」の文字自体も、書道において黒墨で描かれることが多く、赤という色に縁があるということから、赤が元々の色だったとされています。

カラーコード

現代では、「橘」という文字からイメージされる色は、橙色とされています。RGB値で言うと、「#FFA500」 が橙色に対応します。一方、「橘」という文字の元々の色である赤色に近い色を表すRGB値は、「#FF4F4F」 となります。

まとめ

「橘」という文字から想像される色が、実は元々の色とは異なっていることを知っていましたか？ただし、現在は橙色が主流となっています。橘色を表現するときには、RGB値を参考にするとよいでしょう。