紅白の服装の色分けにはルールがある！

紅白の由来

元々、日本の伝統的な色彩である「紅白」は、良い御利益があるとされていました。そのため、紅白を合わせた着物を着ることで、幸運を招き寄せると言われていました。そして、その習慣からもともと紅白の組み合わせは、儀式や祝祭、お祝いごとなどに使われていました。

紅白の服装にはルールがある？

今や、年末の風物詩となっている「NHK紅白歌合戦」では、紅組と白組に分かれて歌手たちがパフォーマンスを披露します。そして、紅組の衣装は赤い、白組の衣装は白を基調としたものが多いです。

この色分けには、実はルールがあるのです。紅白が逆になってしまった場合、ステージが白と紅でわかりにくくなり、混乱してしまいます。また、照明から見ても配色の組み合わせがあっていないと、見栄えがよくありません。そのため、出演歌手やスタッフは必ず、紅組の衣装は赤、白組の衣装は白というルールに従います。

まとめ

紅白の服装には、ルールがあることをご存知でしたか？紅組は赤、白組は白という配色に従って、出演歌手やスタッフが衣装を揃えています。この紅白の配色が合わなくなってしまうと、見た目や照明などが不自然になってしまうため、必ずルールに従うようにと言われています。