1. 地球上の最大・最小の太陽食
太陽食とは、月が地球と太陽の間を通過し、太陽の一部が隠れる現象のことです。地球上で見える太陽食の中で、最大のものは1919年に発生しました。この太陽食は、オーストラリアのエニスファイルドで見られたもので、太陽の直径の約6割以上が隠れ、約6分間も続きました。一方、最小の太陽食は、1937年に起こったものです。この太陽食では、月が太陽の中央を通過したため、太陽の縁のみが隠れ、わずか17秒間で終了しました。
2. 恒星の色の意味
恒星は、観測者から見ると様々な色に見えます。これらの色には、恒星の温度が反映されており、青色が最も高い温度で30000K以上、黄色が5800Kほどの太陽程度、赤色が4000K以下の低温恒星を表します。
3. 一番近い恒星
地球から最も近い恒星は、プロキシマ・ケンタウリという恒星です。この恒星は、地球から4.24光年の距離に位置しており、直径は太陽の約1/7程度しかありません。プロキシマ・ケンタウリは、赤色矮星と呼ばれ、低温で光度が低く、見かけの明るさもさほどありません。
4. 小惑星の発見者
小惑星は、太陽の周りを公転している天体で、地球に接近するものを近地小惑星と呼びます。最初に小惑星を発見したのは、1801年にジュゼッペ・ピアッツィというイタリアの天文学者です。彼が発見した小惑星は、セレスと名付けられ、現在でも小惑星番号1番として観測されています。
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