子どもたちが大好きなカエルの特徴とは？

カエルにはどんな種類がいるの？

世界中に約5,000種類以上のカエルが存在しています。日本には、アカメガシワタガエルやシュレーゲルヒキガエルなどが生息しています。

カエルの多くは夜行性です。夜になると活発になり、餌を食べたり求愛行動をしたりします。ただし、水棲の種類や砂漠に生息する種類など、中には昼行性のものもあります。

カエルの体表には、ヌルヌルした粘液が分泌されています。これは、肌が乾燥するのを防いだり、外敵から身を守るための防御策です。また、この粘液は食事をするときに役立ち、獲物を捕まえるのを助ける役割も持っています。

カエルの舌は非常に特殊な仕組みを持っています。舌の先端には粘着性のある粘液があり、獲物を狙うときには、舌を高速で伸ばして獲物につかまえます。このときには、舌を伸ばすための筋肉や高速で舌を引っ込める筋肉が発達しています。

カエルが「ゲコゲコ」と鳴くのは、オスがメスを呼び寄せるための求愛行動の一つです。鳴くためには、喉にある「鳴門」という器官が必要で、この器官が発達しているカエルほど大きな声を出せます。