麻雀についての豆知識

1. 麻雀牌が存在する理由

麻雀牌には、花火、風、竹、季節、獣などの絵柄がありますが、これは元々は中国で発祥した卓上遊戯、麻雀が源流です。当時の麻雀は、鳥や虫の絵柄が描かれた紙の札を使って遊んでいました。しかし、紙は簡単に汚れたり破れたりするため、牌になることでより丈夫で使いやすい遊具となり、現在に至っています。

麻雀には、得点を計算するための「飜」と「符」という概念があります。一般的に、「飜」は「翻」とも書きます。これは、手牌やロン牌によって決まり、牌の組み合わせによって「飜」の数が決まります。「符」は点数に加算するための値で、手牌の形に応じて決定されます。

麻雀で発生する「流局」とは、どのプレイヤーも和了（勝利）することができず、牌山から全ての牌がなくなってしまう状態を指します。流局が発生する原因としては、全員の手牌が同じである「テンパイ流局」や、牌山から4回牌を取らずに進行した場合の「四風子連打」という場合などがあります。

麻雀には、「役牌」と「場風」という言葉があります。役牌とは、赤ドラ、白ドラ、裏ドラ、自風牌、場風牌の5種のうち、それぞれの役割を持っている牌のことを言います。場風とは、現在の場（親と子の間）の風のことで、東、南、西、北の4種があります。

麻雀は、国や地域によってルールが異なります。たとえば、日本では「リーチ」という要素が加えられたり、国士無双などの役が追加されることが多いです。しかし、そのほかの国では、確率を重視したルールが採用されることが多いようです。