世界一高い山の名称

概要

世界一高い山といえば、エベレスト山（ネパール語名: サガルマータ、チベット語名: チョモランマ）です。標高8,848メートルで、ヒマラヤ山脈に位置しています。

エベレスト山の名称は、イギリスの測量士であるサーベイヤー・ジェネラルのジョージ・エベレストにちなんでいます。彼は、インド三角点測量で活躍し、世界で初めてエベレスト山の標高を計測した人物です。

エベレスト山の初登頂は、1953年にニュージーランドのエドモンド・ヒラリーとネパールのテンジン・ノルゲイが成功しました。それ以降、多くの登山家がエベレスト山に挑戦し、多くの命を落としています。

エベレスト山は、約4億年前にヒマラヤ山脈ができる前のテチス海という海の底に形成された花崗岩から構成されています。また、氷河が融けてできたモレーン（巨礫塊）や氷河が削り出した丸い凹地であるクルワーン（cirque）などの地形も見られます。