実は「9」は不吉な数字なのか？

なぜ「9」が不吉な数字とされるのか？

中国や韓国、日本など、アジア圏では「9」が不吉な数字とされています。その理由は、中国語や韓国語などにおいて、「9」の発音が「死」と似ているため、不吉な数字扱いされるようになったといわれています。

ただし、日本では「9」はあまり不吉とはされませんが、ポーカーなどのカジノゲームで「9」が弱いカードとされることがあるため、運勢やギャンブルにおいては「9」に注意する方もいるということです。

さらに、中国語や韓国語では「4」も不吉な数字とされています。その理由は、「4」の発音が「死」と同じく「し」となるため、不吉な数字扱いされるようになったといわれています。

日本でも「4」と「9」は不吉な数字とされており、病院などでは4階や9階を作らない、商品の値段をつけるときに使わないなどの風習があります。

日本では、「1」「2」「3」「5」「6」「7」「8」が縁起が良い数字とされています。例えば、「7」は「しち」「なな」「漢数字の七」などの発音が縁起が良いため、七五三などの祝い事に使われることもあります。

「8」は「や」「はち」「日本語の八つ」といった発音が縁起が良いため、商売繁盛や家内安全などの祈願に使われることがあります。