世界一長い川のナイル川についての豆知識

ナイル川は実は2つの大きな川が合流することで成り立っている

一つは白ナイル川、もう一つは青ナイル川です。白ナイル川はアフリカ中央部のウガンダから南スーダンにかけての高原地帯を流れ、青ナイル川はエチオピアからスーダンにかけての高原地帯を流れています。その後、スーダンで合流し、さらにエジプトを通って地中海に注ぎます。

ナイル川は全長6,690キロメートルあり、世界でも最長の川です。その流域は11の国にまたがっており、エジプトの首都カイロなどがそこにあります。

ナイル川は、古代エジプト文明の中心的な存在でした。周辺に砂漠が広がっていたため、川沿いに肥沃な土地が展開され、そこで栽培された作物によって文明が発展していったのです。

ナイル川は、エチオピアの雨季に合わせて、毎年定期的に氾濫します。これによって土地は更に肥沃になり、豊作をもたらすことができました。

ナイル川にはたくさんの水生動物が生息しており、ワニやカバ、ナイルパーチなどが有名です。また、鳥類なども多く、アフリカの動物たちの中でも豊かな生態系を作り上げています。