月についての豆知識

1. 月の表面と大きさ

月の表面積は約3,710,000 km2で、地球の約1/4の面積に相当します。

また、月の直径は約3,476 kmで、地球の約1/4とほぼ同じです。しかし、質量は地球の約1/80程度であり、非常に軽い天体です。

月の起源にはいくつかの説がありますが、最も有力な説の一つは、月が地球に衝突した際に、地球の物質が宇宙空間に飛び散り、それが集まってできたという説です。

月の表面が平らでないため、斜めからの光線の当たり方によっては、幻想的な光景を見ることができます。

例えば、月のクレーターの壁に斜め光線が当たると、壁の上部が明るく、下部が暗く見えるため、まるで凸レンズのように見えます。

月は、地球の周りを約29.5日かけて回りますが、同時に自転もしているため、月の一年は、地球でいう一日半ほどです。

月を満月にする条件は、地球、月、太陽が一直線上に並ぶことです。この状態を満月（まんげつ）と呼びます。