七五三について

はじめに

日本の伝統行事の一つである七五三は、子供の健やかな成長を祈り、三歳、五歳、七歳の男女が神社や寺院に参拝する行事です。

七五三の由来は、古くは「歳神（としがみ）」と呼ばれ、子供たちの健康と成長を祈る祭りでした。そして、これが「七五三」に変化していきました。理由は、七歳、五歳、三歳は、それぞれ大きな節目となる年齢だからです。

七五三の行事は、その地域や宗派によって異なりますが、一般的には以下の通りです。
・男女ともに草履や着物、髪飾りで参拝します。
・菓子を供える「お菓子まつり」を行います。
・神社や寺院の神職から祈祷を受けます。

・最近では、七五三の前後に写真撮影を行う家族も多いです。
・七五三は、紅白の着物が一般的ですが、地方によっては、黒や緑、青などの色の着物を着る習慣もあります。
・七五三で着用する草履は、左右の大きさが異なる（「肥前履（ひぜんり）」と呼ばれるもの）ものが用いられます。

以上が、七五三についての簡単な説明となります。