一般的に知られている最古の生物
一般的に知られている最古の生物は、古細菌や青細菌などの原核生物です。これらは約38億年前から存在していたとされています。
しかし、最古の動物はさらに古かった!
最近の研究により、最古の動物は古細菌や青細菌よりもさらに古いということがわかりました。
2018年に発表された研究によれば、オーストラリアのエドヤカラ動物群に含まれるダウンシネマ動物が、約5億5000万年前に存在したとされています。これは、原核生物が出現する約30億年前よりも遥かに古い時代に存在していたことになります。
ダウンシネマ動物とは?
ダウンシネマ動物は、海底に生息し、筒状の体を持っていました。栄養を摂取するための口や消化器官がなかったことから、体全体で栄養を吸収していたとされています。
また、ダウンシネマ動物は、膜で覆われた小さい球体を体内に持っていました。この球体は、体内の圧力が変化したときに、ガスが出入りすることで浮力調整をしていたとされています。
まとめ
最古の動物は、約5億5000万年前に存在したダウンシネマ動物でした。古細菌や青細菌よりも遥かに古い存在だということがわかりました。
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