世界最古の書物はシュメールの『エヌマ・エリシュ』

豆知識１：歴史の中で最も古い書物は何か？

世界中に存在する文字文化のなかで、最も古い書物とされるのは、シュメール人の宗教的な神話『エヌマ・エリシュ』です。紀元前2000年頃に作られたと考えられており、12の章から成り、天地の起源や神々の戦いなどを描いています。

豆知識２：『エヌマ・エリシュ』とは何か？

『エヌマ・エリシュ』は、シュメール文明の王、ネムルド王が作成したとされています。王自身が創造神であるアッシュルとつながりが深かったことから、神話のテーマにも自身の関わりが反映されています。

豆知識３：『エヌマ・エリシュ』の内容

『エヌマ・エリシュ』には、天地の始まりから、神々の戦い、そして人類の誕生までの物語が描かれています。中でも有名なのは、創造神ミュンムから生まれた神々が、天地を制御するために力を競い合う争いを描いた第4章です。

まとめ

シュメールの『エヌマ・エリシュ』は、世界最古の書物として知られています。宗教的な神話として、天地の始まりから、神々の戦い、そして人類の誕生までの物語を描いており、古代シュメール文化の一面を知ることができます。