世界で最も長い川はナイル川ではない!?

豆知識

多くの人が「ナイル川が最も長い川である」と思っていますが、実はそうではありません。最も長い川は、南アメリカ大陸を流れるアマゾン川です。アマゾン川の流路は、全長6,400キロメートルに及び、ナイル川の流路は約6,650キロメートルです。

詳細

アマゾン川は、南アメリカ大陸を東から西へと流れ、ペルー、ブラジルなど8ヶ国を通って大西洋に注ぎます。流域面積は6.9百万平方キロメートルに及び、ナイル川流域面積の2倍以上です。

ナイル川は、東アフリカを北から南に流れており、タンザニア、ウガンダ、ルワンダ、ブルンジ、コンゴ民主共和国、南スーダン、スーダン、エジプトを通過して地中海に注ぎます。

アマゾン川は世界で最も豊かな生物多様性を持っており、約5,600種以上の魚が生息しています。また、アマゾン川には沈下物から栄養を取り込む巨大な水生植物であるビクトリアレジアが生育しており、巨大な花を咲かせることで有名です。

一方、ナイル川には古代エジプト文明の根幹を築いた「ナイル川の恵み」として、毎年の氾濫による豊富な水と肥沃な土壌があります。また、ナイル川には世界遺産の一つであるアブシンベル神殿が存在するなど、人々の信仰の対象としても重要な存在となっています。

そのため、アマゾン川とナイル川はそれぞれ、大自然と人々の文化に深く根差した、世界的にも有名な川として知られています。


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