日本人はどのくらい寝ているのか？

平均睡眠時間

日本人は平均して6時間半から7時間程度の睡眠をとっています。

海外では、フランス人は平均して8時間、アメリカ人は少し短めの6時間半前後、中国人は7時間半から8時間程度の睡眠時間をとっているとされています。

日本人が睡眠時間が短い原因の一つに、働き方の問題が考えられます。長時間労働が当たり前とされている日本では、帰宅時間が遅くなることが多く、その影響で十分な睡眠時間を確保できない人が多いとされています。

また、スマートフォンやパソコンなどのデバイスの普及・普段使用する人が多くなることで、寝る時間を削るようになってしまっているとも言われています。

睡眠時間が重要なのは、人間の生身としては深い関係があるからです。睡眠時間が短いと、免疫力が低下したり、認知機能の低下、うつ病発症リスクが高まるなどの健康リスクがあります。

一方で、十分な睡眠時間を確保することは、疲労回復につながり、健康維持にもつながります。

そのため、日本では「睡眠改善」のための規定や法律が制定されるなど、睡眠に対する関心が高まっていると言えます。