馬の前歯は生え変わることで常に伸びている

豆知識

馬の前歯は生え変わることで、常に伸びていることをご存知でしょうか。馬は一生の間に、6本の前歯と12本の後ろ歯を生やし替えます。

しかし、前歯は後ろ歯とは違い、生え変わる度に長さが増していきます。それでも、過剰な成長を抑えるために、馬は自然に繰り返し草や木の枝をかんで前歯を磨いています。

前歯が過剰に伸びたり、削れ過ぎて歯肉が出たりすると、馬の健康に悪影響を与えるため、定期的に歯石除去や歯磨きが必要になります。

関連する豆知識

馬の歯には、固い食べ物をかむことで磨かれる歯の頂部(咬頭)が六角形になっているため、写真撮影で偽物を見破る検証法としても利用されています。

また、馬の歯の形状や咬合(こうごう)によって、年齢や健康状態を判断することができます。これを馬術や馬の医学において「歯理学」(しりがく)と呼びます。


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