世界初のコンピュータバグは、本当にバグだったのか?

「Bug」とは何か?

「Bug」という言葉は、システムや機械において問題を引き起こす原因となる何らかの要素を指す言葉です。

この言葉がコンピュータにおいて使われ始めたのは、1947年のことです。

グレース・ホッパーと「第一次バグ」

1947年、海軍研究所に勤めていたグレース・ホッパーは、当時開発中だったハーバードマークIコンピュータで起こった動作不良を解決するために、コンピュータ内部を調べたところ、一匹の蛾(Bug)が回路の配線に詰まっているのを発見しました。

その後、グレース・ホッパーは「Bug」という言葉でコンピュータにおけるエラーを表現するようになり、これが後に一般的になる「バグ」という言葉の由来となりました。

「第一次バグ」は本当に蛾だったのか?

実は、グレース・ホッパーが1947年に発見したのは、本当に蛾だったのでしょうか?

文献を調べた結果、その蛾は実際には「第一次バグ」ではなかったことが判明しました。詳細は不明ですが、その後、グレース・ホッパー自身も別の機会に、「バグ」という言葉を使ってコンピュータの問題を表現しています。

まとめ

「バグ」という言葉は、コンピュータにおけるエラーを表現する言葉ですが、その由来は本当に蛾に由来するのかは定かではありません。しかし、グレース・ホッパーが「バグ」という言葉を広めたことで、この言葉が広く使われるようになりました。


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