全ての円は同じ面積だけど、直径が違うと周囲の長さが違う!

同じ面積、違う周囲の長さ?!

円の面積の公式は、「半径の二乗×π(円周率)」ですが、同じ面積でも直径が違うと周囲の長さが違います。

例えば、半径が1cmの円の面積は、1×1×3.14=3.14cm²です。この円の周囲の長さ(円周)は、2×3.14×1=6.28cmとなります。

一方、半径が2cmの円の面積は、2×2×3.14=12.56cm²です。この円の周囲の長さは、2×3.14×2=12.56cmとなります。

同じ面積でも、直径が倍になると、周囲の長さも倍になります。つまり、直径が違う円でも、面積が同じであれば、容積(中身)も同じであることが利用されています。

ついでに書いておくと、円周率の小数点以下桁数が無限大!

円周率の小数点以下は無限に続くことが知られています。正確な値は分かっていませんが、3.1415926535で覚えている人も多いでしょう。この数字を四捨五入して、3.14とするのは、計算上の簡略化として使われています。

実際には、円周率の小数点以下は、コンピューターの計算精度の限界に挑戦することもあります。たとえば、2019年に計算された小数点以下2兆7000億桁の円周率を記録したニュースが報じられたことがあります。


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