ビールの泡

ビールの泡の成分

ビールを注いだ瞬間に出来る泡。その泡は90%以上が空気でできており、残りの10%はビールの成分です。

泡の成分のうち、80%以上が、タンパク質である『アルブミン』という成分です。これは、ビールの麦芽に含まれている大豆、小麦、米、トウモロコシなどのタンパク質からできています。アルブミンは、泡をつくるためだけでなく、ビールの香りや味を保つ役割も担っています。

泡が消える原因

泡が消えるのは二酸化炭素のせい。ビールには、二酸化炭素がたくさん含まれています。この二酸化炭素が接触することで、泡を形成します。しかし、二酸化炭素が揮発し、噴出することで、泡も消えてしまいます。

また、泡が消えやすいビールと消えにくいビールがあります。消えやすいビールは、二酸化炭素の持続時間が短く、泡も短命になってしまうためです。一方、消えにくいビールは、二酸化炭素の持続時間が長く、泡がしっかりと形成されるため、消えにくくなっています。

泡の種類

泡には、細かい泡と粗い泡があります。細かい泡は「クリーミーな泡」とも呼ばれ、キメが細かく、滑らかな口当たりが特徴です。これは、泡の中に空気が含まれず、二酸化炭素のみが適度に入っているためです。

一方、粗い泡は「ザザッと泡」とも呼ばれ、キメが大きく、泡の感触が強い口当たりを持っています。これは、泡の中に空気が混ざっているため、より軽い口当たりになっているためです。

まとめ

ビールの泡は、ビールの成分の一部であるタンパク質でできています。泡が消えるのは、二酸化炭素の揮発によるものです。泡には、細かい泡と粗い泡の2種類があり、それぞれ異なる口当たりをもっています。


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