「モスラ」の誕生
「モスラ」という言葉は、日本の特撮映画でお馴染みの怪獣の名前です。1961年に公開された映画『モスラ』で初登場し、以後、多くの作品に登場しています。
モスラのデザインとは
モスラは、翼を持った蛾のような姿をしています。色は、黄色や緑、茶色の地に赤や青のパッチワーク模様が施された、非常に個性的なデザインです。
「モスラ」の名前の由来とは?
「モスラ」という名前は、英語で「モス(蛾)」と「ゴジラ(Godzilla)」の綴りを組み合わせたものです。この命名は、当時の東宝のプロデューサーである田中友幸氏が行いました。
詳細な命名の経緯
当初、田中氏は「モスラ」という名前を考えていませんでした。怪獣のデザイナーである円谷英二氏は、「蛾が飛ぶ音を「モスモス」と表現する言葉があることから、『モスモンスター』など、何か音の出る名前がいい」と提案していました。しかし、田中氏は「Godzilla(ゴジラ)」と同じように、日本人でも覚えやすく世界的にも通用する名前がいい」と考えていました。
そこで、田中氏は、劇場公開前に行われた従業員向けの内示会で、「モスゴジラ」「ゴジモス」「モスゴジ」「ゴジラモス」などいくつかの候補を提示しました。その中で、会場から最も支持を得たのが「モスラ」でした。
「モスラ」の世界展開
「モスラ」という名前は、日本だけでなく、世界中でも認知されています。アメリカでは『Godzilla vs. Mothra』(1992)のタイトルで公開され、日本以外でも多くのファンを獲得しています。また、ハリウッド映画『GODZILLA ゴジラ』(2014)でも、日本の怪獣たちとともに「モスラ」が登場しています。
以上が、「モスラ」の名前の由来と世界的展開についての豆知識でした。
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