日本のひっそりとした「世界文化遺産」

日光の歴史的景観

日光市には、日光東照宮や二荒山神社など日本有数の神社仏閣が集まっていますが、そのほかにも「日光の歴史的景観」が世界文化遺産に登録されています。これは江戸時代に栄えた日光の歴史的な街並みを意味し、日光街道や古戦場跡、大谷石など、様々な文化財を含みます。

男鹿の楽舞

秋田県男鹿市の刈和野半島地域では、毎年11月に「男鹿の楽舞」が行われています。この舞踊は、太鼓や笛に合わせて男性が厳かに踊るもので、海上交通の拠点であった男鹿に伝承されたものです。2018年には、この「男鹿の楽舞」が世界文化遺産に認定されたのです。

知床の自然環境

北海道斜里町にある知床は、豊かな自然環境が特徴です。知床は日本有数の険しい山々に囲まれ、その地形は氷河が刻んだもので、断崖絶壁や滝、熊の生息地としても有名です。こうした自然環境と動植物相が、2018年に世界自然遺産として登録されました。

竹田の石仏

大分県竹田市には、巨大な岩山に彫りこまれた1500体以上の石仏があります。これは、奈良時代に創建された仏教寺院があった場所で、その後の戦乱や火災で寺院が廃墟となった後、再び信仰が集まるようになったとされます。その結果、竹田の石仏は日本最大級の石仏群として知られており、2018年に世界文化遺産に登録されました。

以上が、日本のひっそりとした「世界文化遺産」の4つです。それぞれが独自の魅力を持っており、意外と知られていない文化遺産として注目を集めています。


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