目に見えない生物を発見!
人間の目の中には、他の生物の目に見えない微生物が生息していることがわかっています。これらの微生物は、単細胞生物やウイルスなどで構成されています。
2008年には、赤十字社の研究者たちが、人間の目の中に新種のトリパノソーマという原生生物がいることを発見しました。この原生生物は、アフリカや中南米などで伝染病を引き起こすトリパノソーマの1種で、目の感染症の原因にもなる可能性があります。
これまでに発見された細菌やウイルス
また、目の中に生息する微生物としては、以下のようなものが知られています。
- ストレプトコッカス菌:目の炎症を引き起こす原因の一つ。
- カプノサイモフィラス菌:目にかゆみやじんま疹のような症状を引き起こすことがあります。
- 乾眼症関連菌:乾眼症の原因の一つとなることがわかっています。
- ウイルス:ヘルペスウイルス、カッコンウイルス、単純ヘルペスウイルスなどが知られています。
目の健康を守るために
目の中には、様々な微生物が生息しています。しかし、これらの微生物が原因で症状が出ることは非常にまれであり、日常生活で注意すべき点は少ないです。ただし、手洗いやマスクの着用などの基礎的な感染予防を行うことにより、目の健康を守ることができます。
コメントを残す