漫画家大和和紀が語る、漫画の起源と進化について
漫画という言葉が初めて使われたのは、日本が開国した明治時代のことです。その当時は、まだ「まんが」という言葉ではなく、英語の「caricature」(カリカチュア)が日本語に訳されて「讃岐」という名称で呼ばれていたそうです。
しかしながら、実際には漫画というジャンルは、もっと古くから存在していました。大和和紀さんによると、漫画の起源は「ひとコマ」から始まったとされています。
“ひとコマ”は、一つの場面を切り取る絵や模様のことを指します。これが漫画の原型となり、19世紀ごろから、新聞や雑誌の中で用いられるようになりました。
大和さんによると、エドワード・モンクトン(Edward Monkton)というイギリスのカード作家が、“ひとコマ”から始まった「鳥と行員」という作品を制作したことが、現代の漫画の方向性を決定づけたと言われています。
この作品は、縦長の長方形に、横長の長方形を重ねて作られており、生き生きとしたイラストと、独特なテキストが特徴です。この1コマの中に、物語の全てが詰め込まれているということで、現代の漫画に多大な影響を与えたと言えます。
現代の漫画は、多種多様なジャンルが存在し、進化を続けています。しかし、始まりは“ひとコマ”から。漫画の起源に立ち返って、漫画を愛する心を持ち続けていきたいですね。
コメントを残す