地球上で最も古い生物は何か？

概要

地球は46億年前に形成され、その後数十億年にわたり地球上には多種多様な生物が誕生・絶滅してきました。ここでは、地球上で最も古い生物についてご紹介します。

地球上で最も古い生物は、シアノバクテリア（cyanobacteria）と呼ばれる細菌です。シアノバクテリアは、地球上で最も初期に現れ、約35億年前から存在が確認されています。シアノバクテリアは、光合成によって独自にエネルギーを作り出すことができる、世界で最も古い植物といわれることがあります。

シアノバクテリアが最も古い生物とされる理由は、その化石が発見されたことによります。地球上での最古の生命の化石は、西オーストラリアのピルバラ地方で見つかったもので、約35億年前にシアノバクテリアが存在したことが示されています。進化の過程で、シアノバクテリアから他の生物が分岐したと考えられています。

・約35億年前から存在し、最も初期の生命のうちの一つ。
・光合成によって独自にエネルギーを作り出すことができる。
・世界で最も古い植物といわれることがある。
・現代でも、淡水・海水・陸上のほとんどの場所に広く分布している。

参考文献：https://www.nature.com/scitable/blog/student-voices/the_oldest_thing_on_earth/