サケと鮭は同じ魚！？

サケと鮭の違い

よく聞く「サケ」と「鮭」ですが、実は同じ魚のことを言っています。

サケと鮭は、共にサケ科に属する魚であり、学名も同じ「Oncorhynchus」です。

一方、和名で区別する場合は、一般的に日本で生息するものを「鮭（さけ）」、北海道やアラスカなどで産するものを「サケ（しゃけ）」と呼ぶようです。

サケの鮮度の見分け方

鮭は生きたまま鮮度がよく、旨味が増します。鮭の鮮度を見分けるポイントとしては、以下が挙げられます。

• 目にハリがあること
• 鰭がピンと張り、体がキンキンと冷たいこと
• 身が軸になっていること
• 表面がつやつやしていること
• アメ色の腹に傷がないこと

鮮度が悪い場合は、目がくぼんでいたり、腐敗臭がすることがあります。

鮭の遡上行動

鮭は、生まれた川に戻る遡上行動をとることで知られています。この遡上行動中、雄が産卵するため大変な苦労をする様子は、一度は耳にしたことがあるかもしれません。

遡上行動は、時期や水温などによって異なりますが、一般的には秋季に行われます。遡上中には、鮭の赤い色がより鮮やかになることがあり、その美しさから「紅葉鮭」とも呼ばれています。

以上、サケと鮭にまつわる豆知識をご紹介しました。