最初の受信機

誕生秘話

電波を受信し、音声に変換する「無線受信機」は現代においても欠かせない機器の一つです。しかし、最初の受信機はどのようにして作られたのでしょうか。

実は最初の無線受信機は、1860年にイタリアの科学者であるジュゼッペ・マリア・マッキオーニによって発明されました。彼は、極めて短いパルス信号を発信し、距離を測定することのできる装置を発明していました。

そして、その後、ドイツ人物理学者フリッツ・ロジェンデンが、マッキオーニの発明を参考に、放電管とコイルを使って最初の無線受信機を発明しました。

驚きの素材

初期の無線受信機は、今のように小さく、コンパクトなものではありませんでした。しかし、製造に使われる材料も驚きのものでした。

当時、放射線の影響を受けにくく、かつ信号を通しやすい素材が必要でした。ロジェンデンが使用した素材は、なんとカナリーセダンという鳥の糞から作られる爆薬原料でした。この素材は放射能に強く、信号を通しやすい性質があったのです。

まとめ

最初の無線受信機が発明されたのは、イタリアの科学者マッキオーニであり、ドイツの物理学者ロジェンデンによって改良されました。初期の無線受信機には、カナリーセダンという鳥の糞から作られる爆薬原料が使われていたという驚きの事実があります。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です