豆知識:
日本で最も早く、日の出前にごみを回収しているのは、愛媛県今治市です。
今治市は、1962年に国内で初めて早朝ごみ収集を開始し、現在は毎朝4時半からごみ収集を行っています。
この取り組みは、昭和40年代には海外からも注目され、スエーデンやアメリカなどから視察に訪れた自治体があったといわれています。
詳細:
現在、日本のごみ収集は、地域によって様々です。一般的には、朝8時前後から回収が開始される場合が多く、場所によっては夕方や夜間に回収されることもあります。
しかし、愛媛県今治市では、国内で初めて、昭和37年に早朝ごみ収集を開始しました。その後、昭和40年代に入り、ごみ減量化対策の一環として、毎朝4時半からのごみ収集を行うようになりました。
今治市の早朝ごみ収集は、地元住民から高い支持を得ています。周辺には海や山があり、夏場はアユ釣りやキャンプなど、アウトドアスポーツに興じる人も多いため、夜間にごみを出すことは避けたいという要望が多かったそうです。そこで、早朝に回収することで、夜間に出せなかったごみを捨てることができるようになりました。
また、熱心なモーニングランナーが多いことでも知られている今治市。朝早く走る際に、ゴミ収集車に出会うことが多いため、「今治市のごみ収集車と一緒にトレーニングしている」というユニークな光景も見られるそうです。
参考文献:
「合併手帳第101号 今治市」https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_ichiranjo/city/gappei/handboook/data/101.html(参照日:2021年5月27日)
「日本で初めて早朝ごみ収集をした愛媛県今治市 – ごみトピック」https://gomitopi.jp/knowhow-tip1-14/ (参照日:2021年5月27日)
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