人間の舌は4つの味覚しか感知できない

一般的には「5つの味覚」と言われることが多いですが、実は人間の舌が感知できる味は4つしかありません。

味覚とは？

味覚とは、食べ物を食べた時に感じる味のことを言います。「甘い」「辛い」「酸っぱい」「苦い」の4つの味覚があり、昔から広く知られています。

第5の味覚？

「うま味」という5つ目の味覚があるという説がありますが、これは正確には違います。

「うま味」というのは、食材中に含まれるグルタミン酸などのアミノ酸が人間の舌に接触することで感じる味です。しかし、これは味覚とは違い、別の感覚である「味わい」と言われています。

味覚と匂い

実は、舌が感知できる味は4つですが、匂いとの組み合わせでさまざまな味を感じることができます。

例えば、カレーの香辛料やワインの香りは、舌で感じる味とは別に、匂いとして感じることができます。そして、これによって、カレーやワインの味わいがより深くなるのです。