「3分でできる簡単レシピ!」として人気のキューピー3分クッキング。この番組の始まりには、ある出来事がありました。
1970年代初め、日本テレビは新番組を企画していました。その番組のコンセプトは、「主婦が手軽に作れるおいしい料理を紹介する」というもの。番組名は「簡単料理の時間帯」。しかし、この番組は失敗に終わり、終了してしまいました。
その後、日テレはこの番組をリニューアルして再スタートすることになりました。再スタートに向けて、スポンサーであるキューピーと共に改革を進めます。
「3分でできる簡単レシピ!」が生まれた
キューピー3分クッキングの特徴である、「3分で作れる簡単レシピ」は、実際にはスポットCM用に制作されたものでした。しかし、これを見た制作スタッフが、これを使えば「簡単料理の時間帯」のリニューアルに成功できると考え、レシピの取材と制作に乗り出しました。
そして、1973年10月4日にリニューアルオープン。初回放送では、メインとなる料理の作り方を詳しく紹介し、その後の日常で使えるレシピを合わせて紹介するという形式がとられています。
今でも愛されるレシピが数多く
今ではキューピー3分クッキングといえば、「3分でできる簡単レシピ」というキャッチフレーズが広く知られています。「簡単でおいしい料理」を提供し、多くの主婦たちに愛されてきました。特に、さまざまなシリーズで出された「とんかつソースのチキンカツ」は、多くの人に長年愛される定番レシピとなっています。
以上が、キューピー3分クッキングの起源と、その人気の秘密でした。
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