世界最古の商業都市はシリアの「ウガリット」

ウガリットについて

シリアのラタキア県にあるウガリットは、現在は廃墟となっている古代都市です。紀元前14世紀に繁栄したこの町は、青銅器時代における重要な商業都市として知られています。

ウガリットの発掘

ウガリットは1928年に発見され、その後日本の考古学者の手によって発掘調査が進められました。発掘調査によって、ウガリットがシリアや地中海地域を中心にした商業ネットワークに組み込まれ、青銅器時代のシリア文明に大きな影響を与えたことが明らかになりました。

ウガリットの遺跡からの発見

ウガリットの遺跡からは、青銅器時代に作られたとされるハリセンボンのような楽器が発掘されました。また、ウガリットからはアルファベットの原型となったとされるウガリット文字も発見されました。

まとめ

世界最古の商業都市として知られるウガリット。その遺跡からは多くの発見がなされ、シリア文明やアルファベットの起源にも関与していることがわかります。