世界最古の建築物はどこ？

古代エジプトのピラミッド

古代エジプトのギザ高原にある「クフ王のピラミッド」が、世界最古の建築物とされています。紀元前2580年に建造されたとされ、高さは約147メートルで、長らく世界一の高さを誇っていました。現在でも世界中から多くの人々が訪れる人気の観光スポットとなっています。

イギリスのウィルトシャーにある「ストーンヘンジ」は、紀元前2,500年頃に建造されたとされます。巨石を組み合わせた独特な形状から、研究者たちはこの場所が天文観測に用いられていたと考えています。今でも多くの人々が訪れ、謎に包まれた建築物として人気を集めています。

日本にも古代から石を使った建築物が存在し、古事記にも「筑紫の国に磐井の社という石でできた宮があった」という記述があります。また、奈良にある「東大寺の大仏殿」は、奈良時代に建造された国宝の石造建築物です。日本の石造建築物は、木造建築物とは違った美しさを持ち人々を魅了しています。