キャベツはなぜ青いのか?
実は、キャベツの本来の色は白色です。しかし、キャベツに含まれるアントシアニンと呼ばれる色素が、酸性の状態では青紫色に変化するため、青い色に見えるのです。このアントシアニンは、抗酸化作用や抗炎症作用を持ち、体に良い効果があるとされています。
酸性とアルカリ性の影響
キャベツの色は、酸性かアルカリ性かによって変化します。酸性の条件下では、キャベツは青紫色に、アルカリ性の条件下では、緑色に変化します。そのため、キャベツを茹でる場合は、アルカリ性の調味料を使うと緑色に仕上がります。逆に、酸性の調味料を使うと青紫色になります。
青白多年生野菜
キャベツは、「青白多年生野菜」というカテゴリーに属しています。これは、白菜・芯菜・カリフラワー・ブロッコリー・ロマネスコといった野菜も同じカテゴリーです。共通する特徴は、冬季に収穫され、春先に食べられることです。また、寒さに強く、冷涼な気候を好むことも共通しています。
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